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向井昭人+向井幸枝/モノスタ’70
今日の新着建築家は、向井昭人さん+向井幸枝さん(モノスタ’70)です。
今回掲載させていただいた『天神坂の家』『DOTE HOUSE』は、私が非常に好きな作品です。
2作品をパッと見ると、『天神坂の家』はがっつりとコンクリートの鋭い空間、
片や『DOTE HOUSE』は土の塊のような、まさに”土手”
と、正反対の印象を受けるのですが、両住宅とも暮らしの楽しさが伝わってきて、
とても素敵な住宅です。

建築家ポートフォリオ
■向井昭人+向井幸枝  モノスタ’70


向井昭人+向井幸枝/モノスタ’70【家づくりについて】
私たちの事務所名であるモノスタとは、あくまでモノに拘りたいという思いの表れです。
時に建築というのは非常に難解な言葉で語られることの多い分野です。
それを生業としている私たちでさえそう思う事がしばしば。
実際そこにある建築を語るときに、言語に変換された建物を理解するのではなく、そのモノの訴える力を直に感じて頂けるような建築を目指してます。
それは建築だけではなく、この世にあるモノ全てに共通しています。

特に住宅は千差万別。
お客さんが満足していただければ、それまでの全ての苦労が消える一瞬を感じることが出来ます。
それだけに私たちも住宅を設計する時は余計に力が入るのです。
日々そこで生活する中で、モノとの関係を強く感じられるようなシーンをふんだんに取込んだ住まいを皆さんと一緒に考えていければと思っています。

【住宅01】 天神坂の家 自然と交錯するコンクリート塊
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
敷地は大阪市の天王寺。
天王寺七坂のひとつ、落ち着いた石畳が敷並べられた『天神坂』の登り口に位置します。
東側の狭小道路を挟んだ小高い丘に大坂夏の陣で真田幸村が生涯を閉じる事になった安居神社が壮大なクロガネモチの杜を介して静かに佇んでいます。
都会のオアシスのような処、地霊を強く感じるこの場所に、自然と繋がる事の出来る強い人工物を建てたいと考えました。
そして強い人工物さえも一変に自然に侵食されるかのごとく、だからこそ余計なほどに自然の強さを感じ取れるスペースを求めました。
それは安居神社の聖域なる『杜』と常に自然な『空』を、借景という手法を超えて、深く侵食し共に住まう形を思い描いています。
2階のフロアでは『杜』を切り取る方丈窓が心安らぐ奥の間である浴室にまで入り込んできます。
屋上に上ると否が応でも『杜』が覆い被さってきます。
そこは屋上緑化で一体空間となります。
一方、地下のような雰囲気の1階フロアでは、遠く高い『空』が楔型のトップライトとガラス床と、更には屹立したコンクリートの壁で加速するかのように落ちてきます。

それらがどこからでも日常のように感じ取れるようにプランはノープラン。
フロアを設定することに終始しました。
日常におけるフロア2という個室は、自然と共にせめぎあいながら手持ちの家具やカーテンで軽く仕切るだけの混沌とした生活シーンを想像しています。


【住宅02】 HOUSE A7V  増殖し続けるワンルーム
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
外観はフレキシブルボードビス留め、内装はラーチ合板のみ。
無機質な外観に対する、内装の木目の力強さ。
その他のパーツは黒皮鉄を多用し、シンプルな荒々しさで構成しました。
単純2層の箱を積み重ね、1階にガレージと水廻り、2階にワンルーム、ロフトレベルのセンターにルーフバルコニーを配置。
ロフトを望むハイサイドからは、四季の空がいつ何時でも飛び込んできます。
その季節、その世代にあった形を見出しながら、自由にエリアを決めて動き続ける増殖し続ける住まい。


【住宅03】 DOTE HOUSE 土手を並べる
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
今でもその面影がわずかばかり残る京都の旧遊郭街にこの住宅は位置します。
廻りには築数十年のレトロで古めかしい住宅が建つ一方、建て変わるものは化粧サイディング表しの建売住宅も目立ってきています。
そんな中、いわゆる京都らしい住まいを求めるクライアントに対して、いっそのことさらに遡って土の時代まで遡り、土手と山間の間にもう1つの土手を作りましょうと半分冗談のような対話からこの住まいは生まれました。
土から湧き出たような外観は、コーナー部分を全て丸め、連続する壁が一筆書きのように巡ります。
その内部では、一筆書きの一室空間が広がり、実質面積以上の広がりを感じることができます。

【リフォーム01】 121 ゼロに戻して考える
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70 向井昭人+向井幸枝 /モノスタ’70
典型的なセンター振り分けプランの分譲マンションでした。
クライアントの思い切った性格を助長するかのように、こちらもゼロに戻して考える提案をし続けました。
一定の収納量だけを確保し、残りは完全ワンルーム。
天井を全て取り払い、高さ方向を利用し一部2階のような2段ベッドを2台設けることで、より広々とした生活を得る事ができました。
全体のイメージを大阪発のTRUCKの家具にあわせるために、床をナラの超幅広ラスティック材、家具類をラワンの着色オイルフィニッシュとしています。


詳しい情報は、こちらから!

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by sumaito_news | 2009-06-19 16:35 | 建築家