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杉浦宏幸/杉浦事務所
二人目は、杉浦宏幸さん(杉浦事務所 )です。

建築家ポートフォリオ&住まいの作品集
■杉浦宏幸  杉浦事務所


杉浦宏幸/杉浦事務所 【家づくりについて】
建築の設計とは、シンプルな思考と複雑な思考が表裏一体同居しているような場だと体験的に言うことができます。中でも住宅の設計は、それに関わる粗方全ての事柄を同時に思考することができるので、人間の文化的な営みとしては大変密度の濃い行為だと感じています。それだけ奥が深いのだと思います。常に初心に戻り、慣習的思考に陥らないよう努めています。

【住宅01】 house H  ウナギの寝床状敷地に建つ都市型住宅
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
7mの北側前面道路以外は東、南、西側とも隣家がせまっている狭小な敷地で、唯一開けている北側も人や車の交通が割と多く、建て主はこの面にもできるだけ窓は設けたくないという。
希望されているのは明るくて広々とした住宅。

細長い、いわゆるウナギの寝床状の敷地の、南側に約2.5m、東側に1mほどに外部空間(残部空間)を確保した。この残部=外部の空間が光りと風を室内に導き、広がりのある室内を作り上げる。

南からの光をできる限り採り(直射光)、同時に空気も採り入れる。
2F東面はフロストガラスとし外部の明るさだけを光の壁として室内に持ち込む。(淡い光)
隣地にせまった西側はトップライトにより3F及び3F通路の透過性のある床を通して2Fまで光を導く。(移ろう光)
また、3F北側をスリット状の吹抜としその上部にやはりスリット状の開口を設け、南から北への空気の流れをつくった。

これにより3種類の光で満たされた、南北への風の流れのある室内空間を獲得した。
また南側の囲われたテラス(エキスパンドメタル敷き)により、1階のバスルームと2階室内は外部に延長する空間となっている。


【住宅02】 house S  光と風が循環する四角いパズル空間
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
準工業地域である敷地周辺はもともと中小工場が多く、畑と住宅がそのすき間を埋めていた。近年、閉鎖される工場が少なからずありその跡地に続々と住宅が建ち始め、現在は住宅、工場、畑がとりとめもなく混在している。

広めの3つの個室と南に開けた大らかな空間が欲しいといった漠然とした希望が、この漠然とした敷地に重ねられた。

当初の希望は最後まで変化することなく、最終的には十字形の骨組み(通路や収納)を軸に、そのまわりにできる4つのスペースに諸室をはめ込んだ、全体として単純なパズルのような構成でこの住宅はできている。
この単純な箱形空間を獲得するために、間口方向7,590のスパンを集成梁を用いて架構し、2層分の全体ヴォリュームを覆っている。この大きな覆いの中で十字骨組みに沿って諸室が分節されている。

7,590×11,510×5,680の直方体の中の個室などを除いた残部がこの住宅の主室となっている訳だが、この主室にいろいろな角度から採光が取られ、南北方向に抜けるような通風が確保されている。
個室はこの主室に対して開口を設け、主室に関係をもたせている。そのことにより、主室のみならず建物全体に光りと風が循環することになる。


【住宅03】 complex J  超狭小地に建つ店舗併用住宅
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
この敷地はもともと40あり、そこに3階建ての建物が建っていた。西側前面道路の拡幅により9ほど削られることになり、既存建物を解体し、新に地上3階・地下1階の住居+店舗が新築された。
敷地が狭くなった代わりに前面道路の拡幅で道路斜線は大幅に緩和された。
空に向かって伸びやかな室内を獲得した快適な住居を目指した。

建主の大きな要望は、過去の私の作品に見られるような“きれいな線”で作ることと、バスルームはとにかく気持ちの良い場所にして欲しい、の2点のみだった。

1階は喫茶店で、客用テーブル兼キッチンの約4mのカウンターがあるだけ。床の一部を強化ガラスとし地下に外光を導き入れている。
地下はブティック。スタイリストを本業とする建主が一人でこれらの店を営んでいる。

2、3階が住居。
2階は3mの天井高さを持った主室で西側(将来15m道路)に向けて大きく開かれている。
ほぼ中央にある廻り階段が上階に空間を誘っていく。
3階は寝室とバスルームのワンルームとなっている。寝室部分は天井高2.2mで押さえバスルームで一気に4mまで拡張し、屋上テラスへ連続している。
屋上テラス2は景色が広がり気持ち良い場所になった。建主と私はここの手摺をエンジェルと呼んでいる。(手摺を製作した鉄工所ではUFOと呼んでいたようだ)


【住宅04】 complex K  商業地に建つ"健康”住宅
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
敷地南側の前面道路はにぎやかな商店街、西側は生活用の路地があり、玄関はこの路地に面して設けられている。
商店街に面しての約30が店舗用の貸室で、それ以外が住居。
住人は80代のお年寄り一人で、時々ご子息が泊まれるよう3階に個室が用意されている。

にぎやかな商店街や人通りの多い路地に対し基本的には閉じたいのだが、外の気配を感じたいという要望が正面の丸い開口やメッシュの外皮を生んだ。
建物中央にはタテ動線スペースである吹抜のある階段室が挿入され、ここを光の井戸とすることで室内に十分な採光と視覚的な広がりをもたらした。
2階は、南側テラス、寝室、主室から光の階段室をはさんで北端のバスルームまで一直線に繋がり、十分な通風と単純な動線を獲得している。

仕上げ材として、火山灰を利用したシラス壁を採用しており、フローリングや天井にはムク材を多用し、調湿性の高い快適な環境作りに努めている。


【住宅05】 house Kf  フェラーリと暮らす家
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
杉浦宏幸/杉浦事務所 杉浦宏幸/杉浦事務所
敷地は横浜港北ニュータウンのなだらかな傾斜地の一画で、住宅地として販売された土地である。東側前面道路に平行して駐車スペースが設けられており、ここはセカンドカー用として使用する。

建て主は、小さなオフィスを備え、かつ、リビングから愛車フェラーリを見る家を要望されていた。加えて、できる限り広い庭をとって欲しいというのが大きな要望だった。

ここでの設計の最も重要な課題は、主室(リビング)とガレージの関係をいかにするか、だと考えた。
既設の敷地造成やオフィスの位置からガレージの位置はほぼ決まってくる。敷地南側、東西方向にフェラーリは置かれる。
しかし、ただ主室とガレージが並んでいるだけでは面白くない。結局、主室とガレージを斜めのスクリーンで仕切ることにより、互いの室に流動的な動きが与えられないかと考え、配置計画を決定した。
こうすれば庭も広めにとることができる。

個室は1室で良い代わりにウォークインクロゼットの量がかなりあり、そのヴォリュームとキッチンまわりのヴォリュームを2層分のひと塊として挿入し、この塊をきっかけにして生活シーンが展開していくような構成となっている。
単純化された構成の中に多様な生活が描かれるような住宅を目指した。

詳しい情報は、こちらから!
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by sumaito_news | 2008-10-14 15:01 | 建築家